◎ 金の星社 話題の新刊絵本 ◎

一日一日が 「いのちの記念日」
絵門ゆう子が初めて書き下ろした魂の絵本 

「うさぎのユック」 〜 生きることをあきらめなかった うさぎたちの物語

【発売日】2005年1月14日

【著作】 絵門ゆう子 文/山中翔之郎 絵

【価格】 \1,680 (本体\1,600)
小学校低学年から一般向き

【判型】 29.1cm×22.7cm

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絵門ゆう子プロフィール

あきらめなかったから、今日がある。
みんなで生きられることを信じたから、今日がある。(本文より)


がんの全身転移後、患者として治療を続けながらも、同じ病と問う患者さんやその家族のカウンセリングも行っている著者だからこそ書けた「いのちのものがたり」

この絵本の著者は、NHKのアナウンサーとして活躍し、フリーに転向後はキャスターや女優・、エッセイストとして活躍の場を広げている絵門ゆう子です。絵門は2000年に乳がんを宣告され、さまざまな治療法をさまよって全身転移の状況となりましたが、現在は、聖路加国際病院で治療を続けながら講演活動や執筆活動を行っています。

『うさぎのユック』は、そんな苦しい闘病生活の中から生まれた魂の絵本です。

様々な出会いによって誕生したこの絵本には、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生が推薦文を
寄せてくださいました。お二人は、絵門さんが聖路加国際病院を退院した後に雑誌の対談で出会い、日野原先生はそれから絵門さんの活動をいろいろな形で励まし、支えていらっしゃいます。
「医療はアートである」という日野原先生の言葉に、大変感銘を受けたという絵門さん。医療とは、医者と患者とそれを取り巻く人々が、それぞれの立場で最大限の努力と能力を発揮して立ち向かい、
創り上げるものだというこの言葉は、退院後の絵門さんの活動に大きく影響しています。多くの人
たちが携わって創る朗読コンサートや絵本制作によって、人と人とが出会い共に何かを成し遂げることの素晴らしさを知り、1+1が3にもそれ以上にもなるという可能性を信じる力を得たことは、がんの治療をはじめ、現在の絵門さんの活動を支える原動力になっているのです。

一人でも多くの方々にこの絵本を知っていただき、いま一度「いのち」の大切さを見つめていただければと思います。病気と闘う方々をはじめ、様々な困難に立ち向かわなければならないすべての大人と子どもたちに、ぜひ読んでいただきたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【画家 山中翔之郎氏 略歴】
1955年、東京都に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。在学中にパステルと出会い1980年に国際亜細亜現代美術展に入選。
大学卒業後、家業を継ぐため絵の道に進むことを断念し、絵から遠ざかっていたが、1998年に以前より患っていた頚椎症が悪化し手術を決断、入院をきっかけとして再び絵を描きはじめる。
同年より本格的に制作活動を開始し、猫や犬や小動物を中心としたパステル画を多数発表。
麻痺の残る右腕から描き出される数々の作品は、多くの人に安らぎと感動を与えている。
聖路加画廊での絵門ゆう子さんとの出会いにより、本書で初めての絵本制作に取り組む。
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